【大分の山】一度は行ってほしい!くじゅう連山の魅力紹介
こんにちは!かきぴー(@kakipi_outdoor)です!
皆さん、くじゅう連山を知っていますか?
くじゅう連山は「2021年の登られた山ランキング」で九州エリア1位に選ばれる程人気な山で、私も学生時代に10回以上登ってしまうほど魅力いっぱいのお山です。
一年中見どころ満載で季節によって様々な絶景を見ることができるため、自然が好きな人や登山に興味がある人には必ず行ってほしいオススメの場所です。
今回はくじゅう連山の魅力について紹介していくよ~!
美しいミヤマキリシマ
くじゅう連山では5月下旬~6月中旬にかけてツツジの一種であるミヤマキリシマが開花します。
主に九州でしか見ることができない貴重なミヤマキリシマですが、くじゅう連山では様々な所で鑑賞することができます!
特にくじゅう連山の北東に位置する平治岳は最高の絶景ポイントとなっており、山肌一面に咲き誇るミヤマキリシマを一望することができます。
この景色を見るために全国から登山客が来るほど素晴らしい眺めなので是非行ってみてくださいね!
平治岳の詳細情報
【標高】1643m
【登山ルート】おすすめルートはこちら
【歩行時間】往復約6時間
【駐車場】男池駐車場:無料/約200台
ミヤマキリシマがピークの時期は多くの人が集まるため、土日はかなり早い時間に駐車場が満車になります。平治岳への最短ルートとなる男池登山口から登る場合は、深夜2~3時には駐車場に着いていた方が無難です。登山道もかなり混雑するので、ミヤマキリシマをゆっくり堪能したい人は平日に登ることをおすすめします。
九州屈指の星空スポット
九州本土最高峰(1791m)の中岳を有するくじゅう連山は全体的に標高が高く、九州屈指の天体観測スポットでもあります。
月の光に邪魔されない「新月の日」や「月の入りの時間帯が昼過ぎから夕暮れの日」は絶好の天体観測日和です。
難易度は高めですが、ナイトハイクに挑戦するとくじゅうの星空を独り占めすることができますよ!
ナイトハイクするなら牧ノ戸峠から90分程で登れる扇ヶ鼻が危険個所も少ないのでおすすめです。途中で展望台や沓掛山を経由することになるので、そこからの星空に満足したら引き返すこともできます。
扇ヶ鼻の詳細情報
【標高】1698m
【登山ルート】おすすめルートはこちら
【歩行時間】往復約3時間
【駐車場】牧ノ戸峠駐車場:無料/約200台
今回紹介したルートは危険は少ないですがそれでも注意は必要です。
①昼間に登ったことのある山を選ぶ
②複数人で登る
③ヘッドライト等の装備を準備する
④天気や風の条件を調べる
⑤防寒対策(夏がおすすめです)
さすがにナイトハイクは厳しいという方は、男池駐車場付近がおすすめです。
ここは山に囲まれて光源が少ないため星がとても綺麗に見えます。駐車場も広くて無料なのでお手軽に星空を見たい人は是非こちらに行きましょう。
【駐車場】男池駐車場:無料/約200台
山頂から眺める朝日
くじゅう連山は九州トップクラスの標高を誇る1700m越えの山々が集中しているため、各山頂からは最高の日の出を見ることができます。
運が良ければ雲海が出現し、壮大な景色を見ることもできます。
特にオススメな山は、牧ノ戸峠から2時間程で登頂できる久住山です。
他の山は登頂までに時間がかかるので、日の出を見に行く方は参考にしてくださいね!
久住山の詳細情報
【標高】1786m
【特徴】日本百名山の1つ
【登山ルート】おすすめルートはこちら
【歩行時間】往復約4時間半
【駐車場】牧ノ戸峠駐車場:無料/約200台
山肌を赤く染める紅葉
くじゅう連山は紅葉の名所でもあります。特に大船山は紅葉スポットとして人気があり秋には多くの人が訪れます。
歩行時間が長く気軽に行ける場所ではありませんが、高いところから広範囲に広がる紅葉を一望できるのは本当に最高なので是非登ってみてくださいね!
大船山の詳細情報
【標高】1786m
【登山ルート】おすすめルートはこちら
【歩行時間】往復約8時間
【駐車場】男池駐車場:無料/約200台
歩行時間がネックの大船山ですが、それ以外にも紅葉スポットはたくさんあります。
牧ノ戸峠から30分程で行ける沓掛山や扇ヶ鼻付近は初心者でも行きやすく綺麗な紅葉が見られるのでおすすめです。
また、三俣山は大船山に負けず劣らずの紅葉の名所なので気になる方は行ってみてくださいね!
大体10月下旬~11月上旬に見頃となります。
三俣山の詳細情報
【標高】1786m
【登山ルート】おすすめルートはこちら
【歩行時間】往復約5時間
【駐車場】大曲駐車場:無料/10数台
ミヤマキリシマの時期同様に紅葉のピーク時は多くの人が集まり駐車場が満車になりがちです。特に大曲駐車場は台数が少ないので、停められない場合は長者原駐車場から登ることをおすすめします。
天然のアイススケートリンク
くじゅう連山は冬でも楽しみが尽きません。標高が高いため、雪が少ない九州でもしっかり積もってくれます。
さらに寒波が続くと天狗ヶ城の下に位置する御池が完全に凍って天然のアイススケートリンクとなります。
普段は湖となっている場所が凍ってその上を歩けるようになるのでテンションが上がってしまいます!!
暖冬だとなかなか凍ってくれないので寒波が来るのを祈りましょう笑
御池全体を見渡すなら天狗ヶ城からの景色がおすすめです。
天狗ヶ城の詳細情報
【標高】1780m
【登山ルート】おすすめルートはこちら
【歩行時間】往復約4時間半
【駐車場】牧ノ戸峠駐車場:無料/約200台
冬季は気温が氷点下10度を下回ることもあります。防寒対策をしっかりして風が強い日は避けましょう。また、駐車場に行くまでの道でチェーン規制がかかるのでタイヤチェーンを準備しておきましょう!
自然が詰まった黒岳原生林
くじゅう連山の東部には手つかずの自然である黒岳原生林があります。
ここの原生林は「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれていて、新緑の季節には青々とした巨木に囲まれて森林浴を楽しむことができます!
また、「日本の名水百選」に選ばれている美しい湧水の男池も有名で多くの人が訪れるスポットとなっています。
男池駐車場から5~10分程で行くことができるので、本格的に登山をしない人でも気軽に行くことができますよ!
【駐車場】男池駐車場:無料/約200台
まとめ
今回は私の大好きなくじゅう連山の魅力について紹介しました。
春夏秋冬見どころがたくさんあり、九州の自然を感じることができます。九州の方はもちろん、九州以外の方も是非一度は登ってみてくださいね!