【宮崎の山】絶景とスリルを味わえる鉾岳登山!見どころや注意点について紹介
宮崎県延岡市の山奥に位置する鉾岳(ほこだけ)の見どころや注意点、その他情報について紹介します。
鉾岳の見どころポイント紹介
人けの少ない山奥に位置する鉾岳はまるで秘境のような場所です。自然の凄さを感じる見どころポイントがたくさんあるので是非とも行ってみてほしいお山です。
鉾岳大滝
鉾岳大滝は巨大な一枚岩で形成された壁の側面をなぞるよう流れています。落差がかなり大きく水がゆっくりと流れ落ちてくるため、その様子をしばらく眺めてしまうような素敵な滝です。
登山道の途中で見ることができ、パックン岩の手前にあります。
パックン岩
パックン岩はまるでパックマンが口を開けているかのような岩です。本当に自然が作り出したのか疑問に思うほど不思議な形をしています。
パックン岩のサイズはかなり大きいため、大人7~8人でも一緒に写真撮影できます。口の部分に入って食べられそうになっている写真を撮ることができますよ。
少し難易度高めの鉾岳ですが、このポイントまでなら比較的簡単に来れるのでパックン岩を目的に登山するのもおすすめですよ!
鉾岳展望所
鉾岳展望所からは鉾岳の最高点である雄鉾(おんぼこ)とその手前に見える雌鉾(めんぼこ)を見ることができ、日本最大級の花崗岩スラブを一望することができます。
花崗岩スラブの大きさ・迫力は本当に凄まじいですよ!
写真では伝わりにくいですが、クライミングしている人や雌鉾山頂に立っている人と比較するとスケールの大きさに驚かされます。
鉾岳展望所へ行くには分岐点で山頂方面とは逆方向に進む必要があります。分岐点から20分くらいで着きます。(ルートの詳細はこちら)
雌鉾(めんぼこ) からの絶景
雌鉾山頂は周りが断崖絶壁ということもあり、展望がとても良く360度見渡せます。鉾岳展望台から見えるあの巨大な一枚岩の上にいることを考えると、凄いところに来てしまったと感じてしまいます。
また、雌鉾山頂には岩が飛び出している所があり写真スポットとなっています。この岩場は安定はしているものの足を踏み外すと大変なことになるため、無理せず安全な範囲で写真撮影してくださいね。
雄鉾(おんぼこ) からの絶景
雄鉾の最高点は草木に囲まれているため、実は見晴らしがよくありません。しかし、 雄鉾山頂から更に進んだ先に素晴らしい展望スポットがあります。
あいにく写真がないのですが、上記のyoutubeで紹介されているので是非ご覧ください!
YAMAPが出しているモデルコース通りに登ると鉾岳展望所以外の見どころポイントへ行くことができます。
往復で4時間30分くらいかかりますが、是非参考にしてくださいね! (ルートの詳細はこちら)
鉾岳登山の注意点
鉾岳は簡単に登れる山ではないので、事前に危険個所を確認して安全に気を付けてくださいね。
梯子・ロープを使う場面あり
パックン岩を過ぎたあたりから、備え付けの梯子(はしご)やロープを使って登る場面が増えてきます。耐久性に問題はないと思いますが、複数人で同時に使用することは避けた方がいいです。
雌鉾(めんぼこ) の直前でもロープを使って登る箇所があるのですが、高所恐怖症や運動が苦手な人は無理しないでくださいね。
冬場は特に危険
どこの山でもそうなのですが、標高が高くなるにつれて気温はどんどん低くなります。
鉾岳は1272mと九州では比較的に標高が高いので、地上で雪が降っていなくても山道途中から積もっていたり、梯子やロープが凍っていたりします。
このようなコンディションでは滑りやすく滑落の危険性もあるので特に注意が必要です。
11月にはつららができるほど気温が低くなるため、安全に登りたい人は冬場は避けた方が無難です。
登山口までのアクセス
鉾岳に登るには、鹿川キャンプ場付近の登山口から登ることになります。
移動手段
バスを利用して上鹿川今村橋(登山口まで徒歩40分)まで行くことができるのですが、火曜日・金曜日しか運行しておらず、当日に帰りの便がないため現実的ではありません。
そのため、車での移動が必須となります。
登山口に向かうまでの県道214号線は道が狭くて蛇行しているため、運転には十分気をつけてくださいね。
駐車場
駐車場は鹿川キャンプ場の手前にあります。結構広いのと山奥にあることもあり満車にはならないと思います。
料金は210円です。
まとめ
今回は、宮崎県延岡市の位置する鉾岳の見どころや注意点について紹介しました。
けして簡単に登れる山ではないですが、自然の凄さを感じることができる素敵な山なので安全に気を付けて登ってみてくださいね!